里親は・・

パールは朝から異変を感じていた。
そう、今日は単なる遠出ではない。そのくらいは理解する頭の良い犬。
面会地までの道のりずっとパールは鳴いていた。
到着し、体調に異変を生じてしまった。そう。パールはまた別の環境に身を置かなくてはならないと
理解していたのだ。ここまで考えていたのだという事を理解出来なかった自分に腹が立ち仕方がなかった。

面会地で、希望者様とも話し合わせて頂き、パールの現状も考え、一時預かりである我々の家の雰囲気に
なじませておくことがパールにとっても良い結論になるという事になり、話し合いは終了。
はるばる遠方から来て頂いた希望者様には恐縮と、申し訳ないことこの上なく、言葉もないが理解して頂いた
希望者様に感謝感謝の気持ちで一杯になった。
本当に理解下さり本当に本当に・・・・有り難うございます。。

パールは帰宅後爆睡となりました。
そう。パールは我が家を「住処」だと心に決めていたようです。

この日記は一時預かり日記としてスタートさせましたが、本日をもって「預かり日記」から、「パールの生活日記」に
趣旨を変更致します。

勿論、27頭全頭が素晴らしい犬生のスタートとなるまで、見届け、サポートしていく所存です。

デンママさん、貴方の発起がなかったら27頭は今頃大変なことになっていたはずです。
勇気以上のご英断、それから毎日の奮闘には頭が上がりません。
貴方の犬に対する愛は関わった人間一人一人に伝わっているはず・・いや、伝わってます。

パール始め27頭の飼い主様
みんないい犬生を送り始めています。みんなあなた方の育てたワンちゃんは本当に賢い子達ばかりです。
ここまで大きくして下さったご夫妻、ご子息皆様に感謝です。
どうかご心配なさらぬように・・。

その他関わった大勢の、数え切れない沢山の人々、団体様に心から感謝をさせて頂き、一端一区切りをつけさせて頂きます。そして、これからも継続して全頭が幸せになるまで、頑張って行ければと願っております。